カビの発生源について

カビは濡れやすい場所や汚れやすい場所を好み、急激に繁殖します。流し台の近くや洗面所などは水を多く使うので、カビが発生しやすくしっかりとしたカビ対策が重要となります。流し台の近くでは調理の時に飛んでしまった汁や惣菜などが、カビの栄養元となって繁殖してしまう場合もあります。

石鹸カスや人間のアカなどの有機物は、カビの栄養元となってしまい、濡れた状態が続く場所ではたくさんのカビが繁殖してしまうのです。濡れるというのは水を使うことだけではありません。ガスが燃焼するときに出る水蒸気や、お湯を使うときの水蒸気も濡れる原因となるのです。

水蒸気は溜まってしまわないように、ジメッした環境になってしまわないように、しっかりと換気してカビ対策を行うことが大切です。調理の時や炊飯の時、お皿を洗うときなどは換気扇を回しながら行うようにしましょう。使用後もしばらくは換気扇を回した状態にしておきましょう。

洗面所などでは、短い時間しか水を使用しませんが、短時間でも水蒸気は溜まってしまいます。浴室などは防湿加工されている場合も多いので、自分で意識してしっかりと換気をし、カビ対策を行わないといけません。水を使ったらすぐに拭いて乾いた状態を保つようにしましょう。