HOMEカビと水蒸気の関係

結露は放っておくと大変!

結露しやすい窓の部分や、外壁に接して冷えやすいところは、カビが多く繁殖する場所でもあります。窓は冬になると外との温度差で結露が出来やすくなります。湿度が高く水分のある場所はカビが最も好む場所なのです。夏でもちょっとした気温差などで結露することもありますので、しっかりとカビ対策を行いましょう。

結露はそのまま放置してしまうと、ガラスを抑える軟質塩化ビニ−ルを黒く汚染してしまいますので気をつけましょう。また、北側に面した壁や隅の部分は温度が低く、湿度が高くなりやすくカビにとって快適な環境になりやすい場所です。窓を開けてこまめに換気したりしましょう。

留守しがちな家では朝食後など、換気をしないで出かけてしまうと水蒸気が溜まりやすくなります。換気扇を回したまま出かけるか、睡眠をとるようにしましょう。換気が不十分だと結露しやすく、カビが発生しやすくなります。昼間長時間家を留守にする場合には、昼間ずっと換気扇を回しておくか、帰宅してから全ての部屋の窓を10分ほど開けておくなどのカビ対策を行いましょう。

窓は結露したままだと、黒い斑点のようなカビが生えます。ひどくなってしまうとカーテンにも広がってしまいますので注意しましょう。壁に触れている布団のまでカビが広がる場合もあります。